
JYPエンターテインメント(以下、JYP)とソニーミュージックによる日韓合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project Season 2」から誕生したグローバル・ボーイズグループNEXZ。JYPが送り出す、Stray Kids以来約6年ぶりのボーイズグループであり、且つ同じ「Nizi Project」出身の人気ガールズグループNiziUの弟分にあたる。待望の日本2nd EP「One Bite」を7月16日にリリースし、Billboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”初登場第1位を獲得、日本音楽シーンに名を刻んだ。また、今年の6月より開催した自身初となる15都市18公演の全国ツアー「NEXZ LIVE TOUR 2025 “One Bite”」を完走、5万人以上を動員し、日本各地を熱狂の渦に巻き込んだ。さらに9月30日から関西初の冠特番「NEXZとCafeへ」をMBSで4週連続放送、番組内で超有名スイーツ店「クラブハリエ」とコラボし制作したオリジナル・バームクーヘン「NEXZとCafeバーム」は販売開始14時間後に完売する等、とにかく話題に事欠かないNEXZ。そんな彼らが、韓国公演「NEXZ SPECIAL CONCERT<ONE BEAT>」をオリンピックホールにて2days開催し、大盛況の中閉幕した。そして昨日(27日)、3rdミニアルバム「Beat-Boxer」リリースを迎えたNEXZ。彼らのこれから歩む道のりと抱負を示す「Legacy」、自信に満ちたアティテュードと躊躇ないメッセージが印象的なヒップホップ・ナンバーの「I'm Him」、まるで映画のワンシーンのようなストーリー展開が際立つ「Co-Star」、TOMOYA・HARU作曲でメンバー全員が作詞に携わった、弾むようなピアノの旋律に溶け込むハーモニーが本人たちの真心をしっかり届ける「Next To Me」と大充実の新曲ラインナップを引っ提げて、カムバック期間へと突入した。中でも、タイトル曲となる「Beat-Boxer」は要チェックだ。2000年代のヒップホップとダンスミュージックを彷彿させるミニマルでユニークなサウンドが強いインパクトを創出し、ボクシングとダンスフロアを同時に連想させるような新感覚の味わいが大変面白い。「Beat-Boxer」の世界観を巧みに表現したミュージックビデオも解禁され、話題を呼んでいる。3種類の衣装に身を包み、三者三様のそれぞれ違った魅力を放つ“チーム”を想起させる内容で描かれたミュージックビデオからは、勝負の時を前にした緊迫感と仕上がった力強さが漲っている。そして、最後のダンスブレイクをきっかけに3チームが揃い踏みのダンスバトルに。そのバトルの際にYUがブレイキンを披露したりと、パフォーマンスも見応えたっぷりだ。新作タイトルの名の通り“Beat-Boxer”と化した彼らが、韓国の音楽シーンにも風穴を開けてくれることだろう。