
香港で大規模な火災が発生し、「2025 MAMA AWARDS」の開催について検討されている中、i-dleのウギが哀悼の意を表した。中国出身のウギは、昨日(26日)、自身のInstagramに「皆さんが無事でありますように」という文章とともに、切実に祈る絵文字を掲載した。特別な説明なく投稿された文章だが、これは香港で発生した大規模火災に言及したものと見られる。同日午後、香港北部・新界地区大埔(タイポ)地域の高層マンション群「Wang Fuk Court」で大きな火災が発生し、多くの犠牲者が出たためだ。火災が発生した団地は総8棟で構成されており、2,000世帯に約4,800人余りが居住していると伝えられた。火災が発生した建物は総7棟のうち4棟が鎮火し、3棟は火災発生から約16時間が経過した現在も鎮火作業中だ。このような中、本日(27日)午前、香港行政首班のジョン・リー行政長官はこの火災による死亡者は55人で、29人が負傷により病院に搬送されたと明らかにした。その他、行方不明者数は279人と集計された。特に、28日と29日の両日、香港カイタック・スタジアムではK-POP授賞式「2025 MAMA AWARDS」が開催される予定だった。ウギが所属するi-dleも同授賞式に参加するため出国したが、今回の惨事によりイベントの開催をめぐり様々な声が上がっている状況だ。ただし、これに関連して「MAMA AWARDS」 はレッドカーペットイベントの中止、一部ステージの変更など諸事項を慎重に検討中だと明らかにした。特に、BOYNEXTDOORのイハン、RIIZEのウォンビン、TWSのシンユ、ZEROBASEONEのパク・ゴヌクとハン・ユジンが参加するNetflixアニメ映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」との公式コラボが注目を集めていたが、悪霊コンセプトであることや、楽曲の歌詞が火災後に披露するステージとしては不適切なのではないかという指摘も上がっている。また、出演予定だった香港出身の俳優チョウ・ユンファとミシェル・ヨーが不参加の方針を固めた。両俳優は現地で続く追悼ムードと安全問題を考慮し、このような決定を下したと伝えられている。台湾メディアTVBSは本日、「『MAMA AWARDS』主催側が44人の死者が出た香港火災惨事を受け、レッドカーペットイベントを中止し(本授賞式で)黙祷の時間を設けることを決定した」と伝えた。同報道によると、授賞式は予定通り開催される予定だが、生放送ではなく録画中継の形式となり、犠牲者への哀悼の意を表す予定であるという。また「授賞式は静かで厳かな雰囲気で行われる予定」と付け加えた。未だ「2025 MAMA AWARDS」は、大規模火災による開催可否について「確認・検討中」とのみコメントしている状況だ。・香港の大規模火災で死者36人…「2025 MAMA AWARDS」開催は?・「2025 MAMA AWARDS」11月28・29日にTELASAにて独占生配信!