ASTROの新ユニット「ZOONIZINI」として活動を開始したMJとジンジンが、グループの軍白期(軍入隊による活動空白期)の中で決心したことを明かした。ZOONIZINIは先月、1stミニアルバム「DICE」を発売。「DICE」は、MJとジンジンが2人の名前を合わせたユニットZOONIZINIとして音楽界に第一歩を踏み出すアルバムだ。自作曲で構成された今作で、ZOONIZINIはサイコロを転がして旅立つ予測不可能な旅行記を披露した。ZOONIZINIの始まりは昨年12月にさかのぼる。ジンジンは「その時からユニットの話がありました。もともとは今年2月にアルバムを出そうと思っていて、コンセプトを決めて、会議もたくさんやりました。ですが、いざ準備をしてみたら、僕たちの“いたずらっ子のようなモーメント”を生かせる曲がなかったんです。そのため大衆性があって、良い曲が見つかるまで待つことにしたんです。そのようにして延期になって、今の時期にリリースすることになりました」と説明した。ジンジンは元メンバーのラキとユニット活動をした経験があったが、MJとは初めてだ。ジンジンは「兄さんはとてもハッピーで明るい人です。そのようなエネルギーをそのまま受け取って、音楽に溶けこませたいと思いました。30代、10年目ですが、“僕たちはこう遊ぶ”というのを曲で見せたいと思いました」と話した。ユニット活動は、事務所の方から提案されたという。MJは「ソロ活動もやりましたが、チーム内で誰かとユニットを組んだらどのような色が出てくるかいつも気になっていました。どれだけ新しい姿を見せることができるか期待していましたが、今回その機会がやって来ました」と話した。ユニット名「ZOONIZINI」は意外とすぐに決まった。ジンジンは「MJ兄さんから一方的に伝えられました」と明かして笑った。彼は「聞いてすぐに、とても良いなと思いました。簡単ですし、大衆的な名前でありながらも僕たちだけの個性があると思いました。ASTROから派生するユニットなら、色がはっきりしていないといけないと考えました。パットとマット、トムとジェリーのように、ぴったりだと思いました」と満足感を表した。ASTROは最近、韓国と日本で3年ぶりの単独コンサート「The 4th ASTROAD [Stargraphy]」を成功裏に終えた。MJは「あのようなステージに立ったのが4年ぶりでした。正直、昔のようではありませんでした。ダンス自体難しいものが多く、以前は一体どうやってこなしていたんだろうと思いました」と笑った。続いて「そのため、今回は振付を少し簡単なものにしました。易しくするのも悪くないと思いました。それでも体力的に簡単ではありませんでした」と打ち明けた。ジンジンも「ミュージカル『ドリームハイ』をやって、体力をつけられたと思っていました。あれをやり遂げたのだから、コンサートも大丈夫だろうと思ったのですが、大変でした」と振り返った。セットリストの28曲のうち、19曲がダンス曲だったという。彼は「久しぶりのコンサートだったので、全てを見せようと思いました。兄さんがすごく苦労しました」と伝えた。話は自然と軍白期に関する話題へとつながった。MJは最初に入隊したメンバーだった。彼は「軍隊では未来と過去、全てを考えるようになります。特に未来に関して考えることが多かったです。除隊後は、切実さがかなり増したと思います」とし、「与えられたことは全てやりたいです。ファンの皆さんと人々により近づくチャンスを作りたいです。ミュージカルもやりましたが、これからは演技にも挑戦してみたいです」と話した。ジンジンはMJの軍白期を振り返り、「その時は5~6年目で、コンサートを控えていましたし、グループ活動に集中していたため、プランを立てる余裕がなかったんです」と話した。続いてジンジンは「今回、(チャ)ウヌの入隊の前に話して感じたのが、ウヌが道をしっかり磨いてくれたので、1年半の間、それに追いつける力を育てようと思いました。“1年半の間、狂ったように仕事だけをやるから、気楽に行っておいで”と言いました」と明かした。ジンジンはメンバーたちが、誰一人今の場所に安住せず、黙々と努力する姿に感謝していると話した。特に「ウヌが作ったと言っても過言ではないと思います。社会においてお兄さんのような存在だと話しています。先に道を歩き、経験したデータがあっただろうし、それに従って動いた時にもらえるものもあると思います。ウヌの肩の荷を減らせる力を育てるチャンスだと思っています」と本音を伝えた。