WEiのキム・ヨハンが、メンバーに対する格別な愛情を語った。キム・ヨハンは最近、「TRY ~僕たちは奇跡になる~」(演出:チャン・ヨンソク、脚本:イム・ジナ、以下「TRY」)の放送終了を記念し、インタビューに応じた。同作は、予測不可能な変わり者の監督チュ・ガラム(ユン・ゲサン)と、万年ビリのハニャン体育高校のラグビー部が、全国体育大会の優勝に向かって疾走するコミカル成長スポーツドラマだ。キム・ヨハンは、ラグビー部主将ユン・ソンジュン役を引き受け、繊細な演技と没入感のあるキャラクター表現で好評を得た。スポーツドラマというジャンルと、ラグビーを扱うという点でプレッシャーはなかったのだろうか。これについて彼は「ラグビードラマではありますが、単にラグビーとスポーツだけを見せるわけではありません。成長と叙事が調和して完成する作品だと思いました」とし「何よりソンジュンというキャラクターを絶対やりたいと思いました」と話した。テコンドーの選手だったキム・ヨハンは、ユン・ソンジュンと自分の似ている点を強調した。彼は「ソンジュンは負傷のため試合のことを心配していました。高校3年生の負傷はリスクが大きいです。僕も高3の時にそのようなことを経験しました。大学のスカウトの方たちに見せるのが高3のあるシーズンなのですが、そこで成績を出せなければ、大学に行けません。その切迫感はすごくよく分かります」とユン・ソンジュンというキャラクタに対する愛情を伝えた。ユン・ソンジュンのように、進路について親と葛藤が生じた経験も打ち明けた。キム・ヨハンは「大学進学後、怪我で苦しんだ時に事務所から連絡が来たんです。『運動をしなさい』という、父の偉大な壁がありました。ですが当時、ちょうど父は日本に行っていたんです。辞めると言っても、僕を殴りに韓国まで来るはずはないじゃないですか。それで少し勇気が出て、母に『父に話してほしい』と言いました。今は父が一番喜んでいます」と笑った。ドラマの現場を振り返り、「このような作品にまた出会えるだろうかと思うほど現場の雰囲気が良かったんです。特にラグビー部のメンバーとはプライベートでも頻繁に会っていますし、団結力も強かったです。現場ではご飯も必ず一緒に食べるほど絆が深かったです」とし、作品に対する愛情を語った。彼は個人活動のため、今年1月のWEiのカムバックステージには参加できなかったが、下半期にはグループ活動に復帰する予定だ。キム・ヨハンはドラマに対するメンバーたちの反応を伝え、笑顔を見せた。彼は「自分で観た人もいますし、強制的に視聴させたメンバーもいます。カン・ソクファとキム・ドンハンの2人には強制的に視聴させました。その後からは自分で観るようになりました。それだけ面白いということなので、嬉しかったです。他のメンバーも面白いと言ってくれました。ドラマの中で悪役が出てきたらすごく入り込んでくれて、気分が良かったです」と話した。グループ活動と個人活動のバランスについては、意見の対立はないという。キム・ヨハンは「グループ活動に2年近く参加できなかったんです。休んでいたわけではなく、ずっと演技をしていたのですが、最終段階で中止になってしまって、対外的には休んでいるように見えたと思います。ファンの方々にも申し訳なかったですし、『一緒にやればいいのに』と思われるかもしれません。メンバーたちはいつも『どうして申し訳ないと思うんだよ』と言ってくれました。応援してくれていますし、メンバー同士仲が良いです」と語った。久しぶりにWEiとしてステージに立つ準備をしているという彼は、「2年ぶりにステージを披露するので、不安があります。頑張って練習して、待ってくれている皆さんの期待に応えなければならないという思いで頑張っています」と誓った。「BOYS II PLANET」に出演中のキム・ジュンソについては「ジュンソが躊躇しながら『兄さん、話があるんです』と言ってきました。話を聞いて『頑張れ。デビューできたらいいことだし、僕は応援するよ』と言いました。ありがとうと言ってくれました。そうすべきだと思いました」とし、「兄として応援すべきだと思っています」とつけ加えた。