2PMのJun․ Kが、グループ活動の計画について語った。彼は最近、ソウル江南(カンナム)区のあるカフェで、4thミニアルバム「Dear my muse」発売記念インタビューに応じ、ニューアルバムや所属事務所、グループに対する思いを明かした。Jun․ Kは9月1日、4thミニアルバム「Dear my muse」をリリース。「R&B ME(Feat.チャンビン of Stray Kids)」を筆頭に、「PRIVACY」「ALL ON YOU(Feat.YOUHA)」「LARGO」「HAPPY ENDING」の計5曲が収録された。タイトル曲「R&B ME(Feat. チャンビン of Stray Kids)」は、シンセサウンドとJun. Kの甘いボーカルが際立つメロディアスなポップトラックで、彼自身が作詞・作曲に参加。さらにStray Kidsのチャンビンがフィーチャリングとして参加し、ファンの注目を集めた。チャンビンとのコラボについてJun․ Kは「元々はすべて歌だったのですが、ラップのポイントがあったらいいなと思い、ガイドを書いて会社に送ったら反応が良かったんです。誰にお願いするのがいいか考えた時、チャンビンの声が思い浮かび、お願いしたら快く引き受けてくれました。歌詞を変えてもいいと伝えましたが、『先輩が書いてくださったのに、変えることはできません』と、すぐにレコーディングすることになりました。ありがたくも、そのようにしてコラボができました」とビハインドを明かした。JYPエンターテインメントで対外協力取締役という職務も兼任している彼は「僕がここにいられることに感謝しています。これまで見てきた事務所の姿勢は、率直であり正直です。社内にいる自分も同じように感じています。周囲の方々から多くの影響を受けると思いますが、幸いなことに、メンバーもスタッフも、事務所も皆、善良な人たちばかりでした。仕事をしていれば当然ぶつかることもありますが、振り返ってみると、善良な人たちと一緒に仕事をしてきたんだなと改めて感謝の気持ちが湧いてきます。実際、自分がここにずっといてもいいのか悩んで(パク・)ジニョンさんのもとを訪ねたところ、本当にありがたいことに、『長くいてくれてありがとう』と言ってくださり、少し感動しました」と笑顔で語った。続けて「僕が入社した当時在籍していた職員の方は、今はもう3人しかいません。現在、社員数は700人に達しています。会社が大きくなっていく過程で、システムを整えながらぶつかる場面も多く見てきました。これを築き上げてきたジニョンさんや役員の方々も素晴らしいですが、社員の皆さんがこの事務所で働くことを誇りに思っている姿を見て、本当に感心しました。これは決して簡単なことではありません。それを目の当たりにしながら、会社が着実に成長していることを実感し、同時に、僕を応援してくれるファンの方々にも、僕を誇りに思ってくれたら嬉しいと考えるようになりました。僕自身もその点で、日々学び続けています」と付け加えた。2PMのデビュー後、様々なアイドルグループの後輩たちが世界に進出し、好成績を収めている。彼は「僕たちが道を切り開いたというよりは、むしろ僕たちより先輩たちが道を整えてくれたのだと思います。皆が頑張って、今さらにグローバル化したと思いますが、一番心配なのは、この仕事をしている人たちを見ていて僕自身も感じたことです。僕たちはどうしても人々の判断にさらされる職業に就いているので、責任感は強いですが、メンタル面に対する不安も大きいです。僕身も振り回されたり、時には精神的に疲弊することがありましたが、これをケアする方法を一つは持っておくべきだと思います」と伝えた。Jun. Kも不眠で悩んだ時期があったが、今ではルーティンを自分の武器にしている。彼は「自分の健康に関心を持つようになり、ルーティン通りの生活を通してメンタルを整えるようになりました。後輩たちはあまりにも多くの場所を行き来しているのではないかと思います。人が多いところにいて、急に一人になると感じる虚しさ。心理的に不安定になることもありますが、自分なりにうまく乗り越えられる方法を一つ持ってほしいと思います。健康管理にも十分気をつけてほしいです」とアドバイスを惜しまなかった。2008年にデビューした2PMは、今年で18年目を迎えた。彼はグループ活動について「まだ決まったことはないです」としながらも、「先日、メンバーと会って話しました。何をするにしても、どうすれば成功するかについて話し合いました。僕たちは、一日でも早く会いたいという思いでいっぱいです」と語った。2PMのメンバーが現在複数の事務所に移籍し、俳優、ソロアーティストなど、多方面で活躍していることについては、「それぞれの選択だと思って尊重しています。僕たちも長い間仕事をしてきましたし、2PMを捨てたわけではないことはよく理解していますので、本人の人生における挑戦であり選択なので、尊重しています」とメンバーへの愛情を表わした。2PMのロングランの秘訣を聞くと、「僕たちが活動をしなくなってから時間が経っているので、ロングランと表現するのは少し恥ずかしいです。まず、メンバーたちがとても優しくて善良です。人間としてとても素晴らしい人たちだと思います。2PMとしての活動も、ビジネス的に追いかけていません。もしビジネスとして動いていたら、もっといろいろできたかもしれませんが、純粋に2PMとファンのためにどうすればよいかを考えています。皆そういった気持ちを持っていて、先日メンバーと話している時も、彼らの心の広さや素晴らしさを改めて感じました。一日も早くファンの皆さんに会えるよう、僕たちも膝を突き合わせて準備していきます」と約束した。韓国でソロアーティストとしても今年10年目を迎えた彼は「僕が発表する作品は残るものなので、後悔したくないという思いから、最善を尽くして取り組みました。今できる限りの力を注ぎ、作品に対しては冷静に向き合い、後悔のないレベルに仕上げなければならないと思っています。2016年のアルバムを改めて聴くと、もちろん残念な部分もありますが、恥ずかしいとは感じません。このアルバムも、10年後に聴いた時、当然残念な部分はあるかもしれませんが、恥ずかしくない作品であってほしいです。そして、より多くの方々に聴いていただければ、もちろん感謝の気持ちはさらに大きくなるでしょう」と伝えた。最後に彼は「僕の未来は率直に言えば自分次第ですが、前向きな気持ちを持ちながら、今自分がいる場所で着実に活動を続けていくことが夢です。10年、20年後もこうして音楽を続けられる人でありたいです。それができれば、これ以上の幸せはありません」と話した。