
NCT出身のテイルが、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(特殊準強姦)容疑の控訴審で懲役3年6ヶ月の実刑を言い渡されたものの、これを不服として共犯者と共に最高裁に上告した。テイルは24日、法律代理人を通じて2審判決を不服とする上告状を提出した。刑事裁判で裁判所の判断を再び受けるには、判決日から7日以内に上告しなければならず、同じ容疑で起訴された共犯2名も上告状を提出したことが分かった。先立って17日、ソウル高等法院第11-3刑事部はテイルと共犯2名に懲役3年6ヶ月を言い渡した。これは1審と同等の刑量だ。裁判部はこれらに40時間の性暴力治療プログラムの受講と、児童・青少年及び障害者関連機関への就業制限5年も共に命じた。裁判部は量刑理由について「被告人らが犯行を認め、初犯である点を加味した」としながらも「被害者が感じた性的羞恥心と精神的苦痛なども考慮」と明らかにした。1審判決後、検察とテイル側の両方が控訴状を提出した。2審の裁判過程で検察側はテイルら3名にそれぞれ懲役7年を求刑し、「事案の重大性に比べて量刑があまりに軽い。被害者が合意したとしても、総合的に判断しても1審があまりに寛大な措置だ」と指摘した。これに対してテイル側の弁護士は計画的犯罪ではないと反論した。弁護士は「被害者と酒を飲み、自然に自宅へ向かったため、犯行の計画性はない」と述べた。テイルは最終弁論で「自身のすべての罪を認め反省する。被害者の傷はどんな言葉でも回復することはない。心から謝罪申し上げる」と心境を明らかにした。テイルと知人2名は昨年6月、梨泰院(イテウォン)のクラブで外国人A氏と会い酒を飲んだ後、A氏の自宅で女性を強姦した疑いが持たれている。彼は犯行後もライブ配信を行い、予定されていたスケジュールをこなしたことが分かった。その後、SMエンターテインメントは「事案が非常に重大であることを理解し、これ以上チーム活動を続けることができないと判断した」として、同年10月にテイルとの専属契約を解除し、NCTからの脱退を発表した。・元NCT テイル、控訴審でも3年6ヶ月の実刑判決・元NCT テイル、控訴審でも懲役7年の求刑「非常に悪質な犯行」・元NCT テイル、懲役3年6ヶ月に不服…本人と検察の双方が控訴