SEVENTEENの登場に香港全域が盛り上がった。香港最大規模の公演会場は満席となり、あらゆるところで体験型イベントが行われ、ファンはもちろん、香港の市民と観光客の足を止めさせた。SEVENTEENは9月27日と28日、香港の啓徳体育園(カイタック・スタジアム)で「SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN HONG KONG」を開催し、約7万2,600人の観客を集めた。彼らはコールドプレイ(Coldplay)など、世界的なアーティストたちが公演したこの会場を早くも完売させたのはもちろん、視野制限席まで完売させ、強いチケットパワーを証明した。「2018 SEVENTEEN CONCERT IDEAL CUT」以降、7年ぶりに香港で単独公演を開催することになったメンバーは「長い間、待ってくれてありがとう」と挨拶した。彼らは5thフルアルバムのタイトル曲「THUNDER」とアルバムに収録されたソロ曲はもちろん、中国語の楽曲「相遇的意义(出会いの意味)」をライブで披露し、熱狂的な反響を得た。ドギョムとスングァンは、その場で現地の人気バラード「夏夜最後的煙火(夏の最後の花火)」を歌い、余韻を残した。初日の公演には、サプライズゲストとしてジュンと映画「シャドウズ・エッジ」で共演したジャッキー・チェンが登場した。ジャッキー・チェンは、メンバー一人一人とハグで挨拶を交わし、「真心英雄」のステージを披露し、拍手喝采を受けた。二日目には映画監督のラリー・ヤン、歌手兼俳優のリン・チウナンなどが客席に姿を見せた。9月16日に始まった大規模ファン体験イベント「CARATIA」も盛況だった。SEVENTEENがK-POPアーティストでは初めて湾仔 (ワンチャイ)の海浜公園で行った超大型ドローンショーが圧巻だった。9月25〜27日の合計3日間、4回にわたって開催されたこのイベントに数万人が足を運んだ。SEVENTEENのロゴ並びにCARAT(SEVENTEENのファン)を象徴するダイアモンド、13人のメンバーのシルエットなどが空を飾るたび、あらゆるところで歓声が上がった。SNSでは、ハッシュタグ“克拉境”をつけた書き込みが4万件ほど、殺到した。ラグジュエリーホテルチェーン、“ザ・ペニンシュラ香港”は、開店後、初めてK-POPアーティストとコラボ、建物の外観をSEVENTEEN公式カラーで点灯した。14のホテルに設けられた700室以上のSEVENTEENテーマルームは、予約開始30分で完売した。SEVENTEENのペンライトに着眼したキャラクター“ボンボンイ”とプレミアムハンドメイドぬいぐるみブランドのTeddyTalesのコラボ商品が販売されたポップアップストアには約1万6,000人が訪れた。スタンプを集めて記念品をもらうスタンプラリーにも約1万3,000人が参加し、2万個に近いスタンプを集めた。香港の観光名所“スター通り”は、SEVENTEENの公式キャラクター“MINITEEN”展示場に変わった。昂坪(ゴンピン)360ケーブルカーは、SEVENTEENの写真で覆われ、ビクトリアハーバーの有名遊覧船であるアクアルナ・クルーズと香港の繁華街を行き来するトラムは、彼らの公演をテーマにラッピングされた。ザ・ペニンシュラ香港が運営するスターフェリーではSEVENTEENテーマのアフターヌーン・ティーセットが販売され、好評を得た。SEVENTEENは今月、北米の5つの都市で「SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN U.S.」を開催する。11月と12月には日本4大ドームで公演を開催する。