EXOのスホが、4thミニアルバム「Who Are You」でカムバックした。今月22日に発売された4thミニアルバム「Who Are You」には、スホ流の“別れのBGM”として注目を集めた同名のタイトル曲「Who Are You」を含む7曲が収録された。また、オーストラリアで撮影した自由を満喫するロードトリップシーンが印象的なミュージックビデオも同時に公開された。タイトル曲「Who Are You」は、荒々しいトーンのエレキギターとベースに、キャッチーなメロディが加わったオルタナティブロックジャンルの楽曲だ。歌詞にははっきりとした言葉がなくても感じられる別れの雰囲気の中で向き合った瞬間を盛り込み、韓国語バージョンと英語バージョンの2つで聴くことができる。他にもスホが作詞に参加した「Golden Hour」はもちろん、「Light The Fire」「Medicine」「Birthday」「Fadeout」など、多様なロック音楽が収録された。――ソロカムバックの感想を教えてください。スホ:4枚目のミニアルバムであるにもかかわらず、緊張もしていますし、ドキドキしています。いつもそうだったように、アルバムを準備しながら大変な瞬間もたくさんありましたが、今では自分のアルバムに満足し、自信を持っています。1年4ヶ月の間、たくさんの経験をし、新しく感じて学んだことが多かったんです。そのため、今回のアルバムは細かい部分にも気を使いながら準備しました。聴く方々にも、アルバムに込められた僕の努力が届くことを願っています。――アルバムを発売する度に様々なロックジャンルの楽曲を披露していますが、前作と今作の違いは何ですか?スホ:前のアルバムは自分に問いかけながら、自分にフォーカスを合わせて制作しました。自分という人間はどんな人間だろう? 僕というアーティストはどんなアーティストだろう? という質問を自分に投げかけながら作業しました。しかし、今回はリスナーの皆さん、EXO-L(EXOのファン)が考えるスホはどんな人間で、どんなアーティストだろうか、そして彼らが聴きたい僕の音楽は何かを考えながら、フォーカスを外部に移してみました。それが一番の違いだと思います。――スホさんが定義する“スホジャンル”とはどのようなものでしょうか?スホ:一言で“意外な魅力があるバンドサウンド”ではないでしょうか(笑)。まず、僕は自分が好きな音楽がはっきりしているので、“スホジャンル”にバンドサウンドは欠かせないと思います。そして音楽の雰囲気は主に暗くて、マイナーなようでも、メッセージはポジティブなものを伝えようとする方なので、意外な魅力を感じていただけると思います。――タイトル曲「Who Are You」の紹介をお願いします。スホ:初めてメロディを聴いた時、ドライブしながら楽しく聴いてほしいと思いましたが、ずっと聴いているうちに、別れの状況の中にある悲しみや複合的な感情もあるなと思い、より魅力的でした。皆さんはどう感じてくださるか、気になっています。英語バージョンも収録されますが、これは僕の誓いのうちの一つでした。今年の頭、アメリカでしばらく過ごしながら、たくさんのインスピレーションを得て、その時、新しいアルバムを出す時は、必ずタイトル曲の英語バージョンを一緒にお聴かせしようと思ったんです。多くの方々が共感できる歌詞と覚えやすいメロディだと思ってタイトル曲に選んだので、聴いていただきたいです。――アルバム制作の過程で、印象深かったエピソードを教えてください。スホ:収録曲「Medicine」は、修正のレコーディングを3回も行い、計14時間ほどレコーディングをしました。おかしなことにこの曲があまりにも刺さって(笑)、自分が抱いた感情を100%伝達するために努力しました。その時はあまり眠れませんでした……。また、タイトル曲「Who Are You」のミュージックビデオをオーストラリアで撮影したのですが、ソロアルバムのために海外ロケをするのは初めてで、新しい感覚でした。オーストラリアの天気は本当に良かったです。雨が降っては止み、晴れてはまた曇ったりして、僕の好きなイギリス・ロンドンの天気に似ていて、より幸せだった記憶があります。――収録曲「Golden Hour」の作詞に参加しましたが、どこからインスピレーションを受けたのでしょうか?また、一番好きな歌詞を教えてください。スホ:ランニングをする時、夕日を見ながら走るのが好きなのですが、その時間がとても美しいと思いました。そこから愛する人と一緒に過ごす時間が、もしかしたら人生のゴールデンアワーではないかと思い、歌詞を書きました。「You're my golden hour」というパートが一番好きです。曲の中の感情が確実に感じられると思うので。――収録曲「Medicine」のパフォーマンスも披露する予定ですが、ソロステージで踊るのは初めてだそうですね。パフォーマンスまで構成した理由は何ですか?スホ:アメリカで過ごす間、様々な公演を見ましたが、ふとK-POPではパフォーマンスとダンスが欠かせないと思うようになりました。そのため自分の音楽にも、自分だけのパフォーマンスがあればいいなと思い、4月から振付師の方に会って、4ヶ月間色々な映像を見て勉強しました。そして一緒に振付を制作し、ミュージックビデオのアイデアも出して構想しました。ミュージカルのように演技も入るため、どのように感じてくださるかは分かりませんが、今の僕にできる、僕だけのパフォーマンスに出会えると思います。――ランニングに本気なスホさんに倣って、ランニングを始めたファンも多いようですが、今作でランニングの時に聴くとよい曲を選ぶとしたらどの曲ですか?スホ:「Light The Fire」をお勧めします。完全にロックジャンルの曲なので、走る時にもっと力強く走れると思います。――新曲をEXOのメンバーに聴いてもらった時はどのような反応でしたか?スホ:チャンヨルは「Medicine」が大好きで、振付の構成も不思議で楽しかったと言ってくれました。カイは「Who Are You」が好きでしたが、中毒性があって、一度聴いたらすぐにまた聴きたくなると話していました(笑)。――最後に、EXO-Lへメッセージをお願いします。スホ:いつもEXO-Lには感謝の気持ちばかりです。僕の音楽を“スホの音楽だから”と愛してくださるのもあると思いますが、今回はただ気軽に聴いていただき、皆さんの好みに合う曲を見つけてもらえたらいいなと思っています。いつも新しい姿をお見せしながら、より良い音楽とパフォーマンスで皆さんの愛に恩返しします。愛しています!