
元THE BOYZのチュ・ハンニョンの性売買疑惑を報じた記者に対し、裁判所が2億ウォン(約2,367万円)の賠償責任を認めた。裁判部は、性売買疑惑とこれを認めたとする報道は、いずれも事実ではないと判断した。28日、法曹界によると、ソウル中央地裁民事第25部は今月23日、チュ・ハンニョンが記者のチェ氏を相手取って起こした損害賠償訴訟で、原告一部勝訴の判決を下した。当初請求していた10億ウォン(約1億1,783万円)のうち、2億ウォンが慰謝料として認められた。先立って、チェ氏はチュ・ハンニョンが六本木のバーで元セクシー女優(AV女優)の明日花キララと密会していたという趣旨の内容を報じたとして、名誉毀損の疑いがもたれている。その後、当時の所属事務所One Hundredは、チュ・ハンニョンのグループ脱退と専属契約の解除を発表した。チュ・ハンニョンは当時、知人と一緒に飲み会に同席し、その場にいた事実は認めたが、性売買や違法行為は全くなかったと反論した。また、チーム脱退、所属事務所の契約解除の発表にも同意したことがないとの立場を明らかにしている。裁判所は、報道に含まれた主張を裏付ける客観的な根拠が不足していると判断した。特に、チェ氏が所属事務所One Hundredのチャ・ガウォン代表に記事内容の確認をとったと主張した点についても、十分な事実確認がなされたと認めるのは難しいと指摘した。裁判部は、当時飲み会に同席していた目撃者の証言や、事務所関係者の録音記録などを基に、チュ・ハンニョンと相手女性が金銭のやり取りを通じて会っていたのではないと判断した。また、チュ・ハンニョンの日本滞在当時、日本円への両替記録がなかった点も根拠として挙げられた。単なる私的な出会いを犯罪疑惑に結びつけた報道の信憑性が認められなかったかたちだ。裁判所は、チェ氏の事実確認の努力が不十分だったと判断し、虚偽報道によってチュ・ハンニョンが受けた精神的被害を考慮して賠償額を算定した。これに先立ち、チュ・ハンニョンはOne Hundredに提起された約80億ウォン(約8億円)規模の損害賠償請求訴訟の第1審で勝訴している。当時の裁判部は、私的な出会いを重大な品位損傷行為とまでは認められないと判断した。性売買疑惑についても、不送致処分を受けている。今回の民事判決はまだ確定していない。チェ氏は虚偽事実の報道による名誉毀損の容疑で、今年5月に在宅起訴され、別途の刑事裁判も受けている。民事上の賠償責任が認められたなか、刑事裁判でどのような判断が下されるかも注目されている。・元THE BOYZ チュ・ハンニョン、One Hundredとの8億円訴訟で勝訴…事務所は控訴審でメンバーを証人申請へ・元THE BOYZ チュ・ハンニョンに対する名誉毀損の疑い…性売買疑惑を最初に報じた記者を在宅起訴