ILLITが日本で初の単独公演を開催し、日本デビューへの勢いを高めた。ILLITは8月10日・11日の2日間、神奈川・ぴあアリーナMMで初のファンコンサート「2025 ILLIT GLITTER DAY IN JAPAN」(以下、「GLITTER DAY」)を開催した。2公演ともに一般指定席・機材開放席・立見席の全席が完売し、日本でも彼女たちの人気の高さを証明した。日本デビューを控えたファンコンサートであるだけに会場の熱気は高く、それに応えるべくILLITは初の日本公演に13曲のパフォーマンスと多彩なトークコーナーを用意。また、11日0時にデジタル先行配信楽曲を初披露し、更に会場のボルテージを高めた。ILLITはSNSを中心に話題を集める3rdミニアルバム「bomb」のタイトル曲「借りてきた猫(Do the Dance)」、次いで「Tick-Tack」を披露し公演の幕を開けた。「ILLITとGLLIT(ILLITのファンダム名)だけで過ごす『GLITTER DAY』にようこそ!」と会場に集まったGLLITに挨拶をすると、続いて日本1stシングル「時よ止まれ」の収録曲「Topping」を初披露。その後「Lucky Girl Syndrome」でILLITのポジティブパワーを届けると、自身のデビュー曲で世界的大ヒットを記録した「Magnetic」で会場の熱量は最高潮に。他にもTWICEの「What is Love?」のカバーステージや、「jellyous」などのこれまでリリースし広く愛された楽曲を、余すことなくGLLITに届けた。さらに、ステージに作曲と作詞に参加した新世代シンガーソングライターの乃紫(noa)がサプライズで登場し、TikTokで大流行した「全方向美少女」をスペシャル披露。続いて9月3日リリースの日本1stシングル収録曲の「Topping」コラボステージを披露し、会場を驚かせた。同曲は、初デートの日の少女の多様な感情と、恋愛中に感じる特別感を描いたポップジャンルの曲で、TikTokを中心に“バズ”を生み出す乃紫と、SNSを中心に10代のトレンドをリードするILLITのコラボレーションで生まれたこの曲は、ポップなメロディーに「Top Top Topping My feelings」という弾むフレーズがリスナーの中毒性を高めている。さらにILLITは、日本公演ならではの多様な楽しみも用意した。トークコーナーの中でメンバーそれぞれが、有名なJ-POP曲を披露。10日はユナが「君はロックを聴かない」(あいみょん)、ウォニが「♡桃色片想い♡」(松浦亜弥)、イロハが「DANCE WITH ME NOW!」(E-girls)を、11日にはミンジュが「GLAMOROUS SKY」(中島美嘉)、モカが「Darling」(西野カナ)など、メンバーの個性が輝く楽曲で公演を彩った。アンコールでは、初の日本オリジナル曲として今年2月にリリースした「Almond Chocolate」で再び登場。SEKAI NO OWARIのNakajinが楽曲提供し、バレンタインシーズンに映画の主題歌としてリリースされ、日本でZ世代から熱い支持を受けた同曲の披露で、再度日本デビューへの期待を高めた。また、「I'll Like you」では彼女たちとGLLITでパートを分けて歌い、会場いっぱいのGLLITとコミュニケーションを図った。メンバーたちが目に涙を浮かべながら、互いに寄り添う場面も。日本で初めて過ごすILLITとGLLITだけの特別な空間で、2公演で合計約2万人のGLLITと忘れられない思い出を作った。最後にILLITはGLLITに向けて「2日間本当に幸せでした。日本で初めての単独公演、忘れられない思い出とキラキラした光景をプレゼントしてくださって本当にありがとうございます。」と感謝の言葉を伝えた。とくに日本人メンバーのモカとイロハは、「ついに日本デビューするので、これからの日本での活動も応援してくれると嬉しいです」と日本デビューに向けたより深まった想いを伝えた。日本での初のファンコンサートを大盛況でスタートさせたILLITは、引き続き日本デビューに向け多様なコンテンツを控えている。Care Bears(ケアベア)とのコラボレーションでも注目を集める日本1stシングル「時よ止まれ」は、31日にティザー、9月1日にはタイトル曲のミュージックビデオが公開される。9月3日・4日には大阪・大阪城ホールで公演を行い、再び日本でGLLITに会う予定だ。