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俳優イ・ミンホが10年ぶりに映画出演し、役作りやキャラクターへの思いを語った。新作「全知的な読者の視点から」では、豪華キャストが話題。

俳優イ・ミンホが10年ぶりに映画出演し、役作りやキャラクターへの思いを語った。新作「全知的な読者の視点から」では、豪華キャストが話題。

2025/8/21 19:58

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俳優イ・ミンホが、10年ぶりのスクリーン復帰、韓流スターとして生きること、結婚の計画など様々な話を伝えた。最近、ソウル鍾路(チョンノ)区小格洞(ソギョクドン)のカフェで、映画「全知的な読者の視点から」の主演俳優イ・ミンホのインタビューが行われた。「全知的な読者の視点から」(監督:キム・ビョンウ)は、10年間連載された小説が完結した日、小説の中の世界が現実になってしまい、唯一の読者だったキム・ドクジャ(アン・ヒョソプ)が、小説の主人公ユ・ジュンヒョク(イ・ミンホ)、そして仲間と共に滅亡した世界で生き残るために奮闘するファンタジーアクションだ。製作費約300億ウォン(約30億円)が投入された大作で、世界中のファンに愛された同名の人気ウェブ小説が原作となっている。イ・ミンホ、アン・ヒョソプをはじめ、チェ・スビン、シン・スンホ、ナナ(AFTERSCHOOL)、BLACKPINKのジスなど豪華キャストも話題を呼んだ。ここに「テロ, ライブ」(2013)、「PMC:ザ・バンカー」(2018)などを演出したキム・ビョンウ監督の7年ぶりの新作で、「神と共に」シリーズを手掛けた制作会社REALIES PICTURESとタッグを組んだ。イ・ミンホは劇中、10年以上連載された小説の主人公ユ・ジュンヒョク役を熱演した。小説「滅亡した世界で生き残る3つの方法」の主人公ユ・ジュンヒョクは、死んでも最初からやり直す回帰スキルにより、あらゆるシナリオをクリアできるほど圧倒的な実力と強靭さを持つ人物だ。今作で彼は「江南ブルース」以来10年ぶりに映画に出演した。「なぜ映画出演に10年もかかったのか?」という質問に「僕が劇場に行くのは、何か解消したい感情があるか、深い物語を感じたい時ですが、20代の俳優より、もっと深いものを感じさせる俳優じゃないといけないと思ったんです。30代になってから作品をやろうと思いました」とし、「公開を控えてすごくプレッシャーを感じています。映画はもっと明確な評価を受けるためだと思います」と明かした。世の中の全てのかっこいい設定を集めれば、それはユ・ジュンヒョクではないだろうか。小説の中では皆に羨まれるが、現実とはかけ離れているキャラクターだ。これについてイ・ミンホは「僕は今まで作品に出演しながら、一度も気恥ずかしいと思ったことはありません。今回の作品もそうだったんです。みんなユ・ジュンヒョクがカッコいいキャラクターだと言いますが、僕は『カッコいい部分があったっけ?』と思いました。むしろ凄絶な役だと思いました。監督とも『もっと凄絶じゃなければならない』と話し合いました」とし、「信じられないかもしれませんが、これまで演技をしながら一度もかっこよく見せたいと思ったことはありません。作品の設定のためにそう見えるのだと思います。欠乏の多い役を演じてきましたが、その姿がかっこよく見えたのだと思います」と話した。イ・ミンホは「全知的な読者の視点から」が映画化される前から“ユ・ジュンヒョク仮想キャスティング1位”に挙げられていた。これに先立ってキム・ビョンウ監督は「いくら考えても、イ・ミンホ以外は思いつきませんでした。ユ・ジュンヒョクのセリフを自然にできる俳優は、イ・ミンホだったんです。存在だけでジャンルを作り、インパクトを与えることができると思いました。バストショットひとつでジャンルを表現できる俳優は1人しかいないと思いました。そういったキャスティング戦略であれば、ユ・ジュンヒョクは間違いなかったんです」とイ・ミンホへの信頼を示した。ユ・ジュンヒョクと自身のシンクロ率については、「それが1番のハードルだったんです。原作でキャラクターそのものが持つ象徴性や意味が大きいキャラクターだと思いました。それに合わせるには、あまりにも負担の大きいキャラクターでした。シンクロ率も、自分が判断するよりは、観客の皆さんに『これくらいだったら大丈夫』と評価していただければと思います」と語った。続けて「最初にオファーを受けた時は、原作を読んでいなかったのでよく分からなかったんです。ユ・ジュンヒョクを通して見せなければならない部分があり、悩みました」とし、「他の作品をやる時もそうですが、キャラクターにイ・ミンホ個人を当てはめて判断したりはしません。今後続編が出たら、ユ・ジュンヒョクは次の物語に拡張され、もっと素敵な姿をたくさん見せられると思います。今公開された映画に限って言うと、特別かっこいいとは思いません」と冷静な評価を下した。彼は、キャラクターの圧倒的なフィジカルと能力値を表現するため、体も鍛えた。「運動をやりました。『パチンコ』に出演した時にたくさん増量したのですが、その体重を落とすのに少し苦労しました。5kgほど太り、撮影を終えてからまた5kg減らしました」と話した。彼は作品を選ぶ上で登場シーンの分量は気にしないとし、「主にキャラクターの存在の意味と、その物語の中でどのような機能をするのかという点を重視します。説得力さえあれば、登場シーンの分量は関係ありません」とし、「これからシリーズが進めば、もっと様々なユ・ジュンヒョクの情緒が出てくるのではないかと思います。『パチンコ』シリーズをやりながら、確かに新しく満たされる部分が多く、今後は様々な方向で作業することができると思います」と話した。また、「分量に関する話は、韓国の観客の先入観だと思います。外国の映画を観ると、“誰かを支える役”みたいなものがないじゃないですか」と話し、「昔から分量については特に気にしていませんでした。20代の頃は(助演の)オファーすらなかったのでできなかったのであって、登場シーンが多いか少ないかを考えて作品を検討したことはありません。作品が伝える話が最優先ですし、その中に意味も必要です。『自分がなぜこの作品をやらなければならないのか』が明確であれば、役柄や分量はそれほど重要ではありません」と、信念を語った。20年近く俳優として活動しながら、大きな騒動もなく世界中にファンに愛されているイ・ミンホ。しかし、「いつでも奈落の底に突き落とされる可能性はある」と考えているという。彼は「僕はユ・ジュンヒョクと同じように考えています。与えられた状況の中で自分のやるべきことを黙々とやっていくことです」とし、「ユ・ジュンヒョクと最も似ているのは価値観です。デビューした時から“韓流スターイ・ミンホ”になろうとは考えていませんでした」と話した。また、「そのようなことで不安になったりはしませんが、自分もいつでもそうなる可能性はあると思っています。(プライベートをめぐる議論や騒動など)それはすべて個人的な感情、欲求のために起こると感じる時があります。そのような時は、もっと重要なことを考えるようにしています。結局、プライバシーの問題など、そういったことは個人的な欲求から出発して問題になると思います」と語った。続けて「自分より、そして個人より大事な家族や、自分がやっているプロジェクトの重さなどを考え、より大きな何かを考えながら、欲求を抑えようと努力します。それでも結局、デリケートなことなので、いつそのような問題が起こるかわかりません。一方で、そのようなことをいつも気にして念頭に置いていると、自分らしい生き方ができないと思うこともあります。できるだけ自分のできる範囲で節制し、健康的な生活を維持しようとしています」と率直な気持ちを打ち明けた。Apple TV+「パチンコ」、新作「全知的な読者の視点から」など最近の活動を見ると、主演への欲も捨てて新たな挑戦をしている。「挑戦することを楽しむ性格なのか?」という質問には、「元々、そうだと思います。新しい経験はいつもやっていますから」とし、「30代からはもっとそうなっていると思います」とし、「最近、イ・ジョンジェ先輩と仲良くさせてもらっていますが、彼がものすごく没頭しているのを見てインスピレーションを得ています。生きながら没頭し、激しくぶつかるということは、『自らものすごいエネルギーを生み出すことなんだ』と思うことが多いです」と尊敬の念を表した。

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