少女時代のユナが、アイドル兼女優に対する先入観について率直な本音を明かした。最近韓国で放送されたtvN「ユ・クイズ ON THE BLOCK」には、ドラマ「暴君のシェフ」で活躍中のユナが出演し、様々なエピソードを語った。現在「暴君のシェフ」で大きな注目を集めている彼女は、ドラマの人気について「目が覚めたらまず視聴率を確認する。時間帯ごとに数字が出るので、その時間に起きて探して、更新して確認している」と打ち明けた。続けて「人気を実感することはあまりなかったけれど、『ユ・クイズ』出演の連絡をいただいて少し実感できた。道ですれ違った方に『ヨン・ジヨンさん(役名)ですよね?』と言われたり、『テコンドーで大変だったでしょう』と声をかけられると実感する」と告白。特に「メンバーたちも『本当に面白い』と言ってよく視聴してくれている」とし「最近はティファニー姉さんの誕生日兼デビュー記念日で集まった。そのたびに集合写真をSNSにアップすると、多くの方が喜んでくださる」と話した。また「暴君のシェフ」の出演オファーを初めて受けたときのことを振り返り「チャン・テユ監督とぜひご一緒したいという思いが大きかった。ウェブ小説を送っていただき、初期の段階から歩んできた感覚がある。とても特別な愛情を込めた作品だ」と伝えた。ユナは「料理はほとんど、95%くらい私が実際にやった。3ヶ月前から料理教室に通って学んできたけれど、料理が媒介となる作品なので、とても重要だった。演技をするうえで記憶力テストのように、しっかり身につけて理解した状態で臨まなければならなかったので、本当に『記憶力テスト』を受けているような感覚だった」と打ち明けた。共演中のイ・チェミンにも注目が集まっているが、2人の相性についてユナは「とても真面目な青年だと感じている。準備期間が短かったはずなのに、すべてをしっかりと表現していて『イ・ホンそのもの』という印象を受けた」と絶賛。また、ユナは少女時代としてのデビューよりもドラマデビューのほうが早かったことを明かし、「ドラマ『9回裏2アウト』で先にデビューして、その翌月に少女時代としてデビューした」と明かした。その後も演技とグループ活動を両立してきたとし、「当時は『君は僕の運命』を撮影しながら『Gee』の活動もしていた。眠れない日も多くて、私の記憶ではミュージックビデオの撮影の時に居眠りしながら臨んだこともある」と振り返った。続けて「当時は一つたりとも疎かにしたいと思ったことはない。グループでの活動なので、私が疲れた状態で臨んで迷惑をかけたくなかった。どちらも決して疎かにするという考えはなかった」と語った。また、アイドル出身の女優という先入観については「そのような見方もあったかもしれないけれど、私は『自分がちゃんとやればいい』という思いが強かった。きちんとやれば認めてもらえる部分があると思った」と述べた。さらに、少女時代のメンバーをはじめ、多くのアイドルが俳優に転向していることについては「一緒に活動してきた仲間に俳優として会うことになると、たとえ親しい間柄でなくても応援したくなる。『キング・ザ・ランド』のときは『少女時代と2PMの共演』という反応もあり、1位にもなった」と微笑んだ。アイドル活動と女優活動を両立することで、どのようなメリットがあるのだろうか。彼女は「ダンスをしてきたことが、体の使い方に役立った。アクションをしたり、ワイヤーを使ったりする時も。コンサートでもワイヤーを使った経験があったので」と話した。ユナは自身の30代を振り返って「本当に忙しく過ごしたと思う。とても忙しいし、その分思い出も多いし、いつも働きながら次のステップで仕事をしていく。自分自身が何も知らないような気がした。自分が眺めているものではなく、自分自身を見つめ直さなければと思った」と語った。