ドラマ「暴君のシェフ」に出演してますます人気上昇中の俳優イ・チェミンが、最終回を迎え感慨深い思いを語った。同作は、フランスの大会を終えて韓国に帰国する際に、どういうわけか朝鮮時代にタイムスリップした天才シェフのヨン・ジヨン(少女時代のユナ)と、絶対的な味覚を持つ悪名高き王イ・ホン(イ・チェミン)が出会ったことから繰り広げられるタイムスリップ・ラブコメディ。イ・チェミンは劇中で、イ・ホンの暴君ぶりを見事に表現しただけでなく、彼が粗暴にならざるを得なかった複雑な背景と繊細な感情を細やかに描き出した。放送ごとにイ・ホンの新しい顔を視聴者に届け、韓国国内を超えて海外の視聴者からも「殿下」という愛称で親しまれるまでになった。堅実な演技力と確かな成長で爆発的な反響を得た彼は、所属事務所VAROエンターテインメントを通じて終了の感想を伝えた。「寒い冬から暑い夏まで、皆が一緒に汗を流しながら撮影した僕たちの大切なドラマを、多くの方々からの愛と関心で締めくくれて何より幸せです」と切り出したイ・チェミンは「僕たちの作品が時に笑いを、時に温もりと感動を伝えられるような余韻の深いドラマとして視聴者の皆さんの記憶に残りますように。僕にとっては、すでに様々な意味のある作品として記憶に残っています」と感慨深い思いを語った。彼はさらに、「未熟な僕に多くの学びと成長、そして幸せな気持ちを抱かせてくれた貴重な時間は、今後のための大きな原動力になりました。引き続き素敵な作品と演技で報いることができるよう努力しますので、見守っていてください」と伝え、「改めてもう一度、僕たちのドラマを見てくださったすべての方々に心から感謝します」と感謝の気持ちを表した。イ・チェミンは、自身のInstagramでも放送終了の感想を語っている。彼は撮影現場での様子を捉えた記念ショットを数枚投稿し、「これまで暴君のシェフを愛してくださったすべての方々に感謝申し上げます。皆が汗を流しながら作った作品がこんなにも愛されて、最近毎日が幸せです。皆さんにとっても、これから永遠に記憶に残る作品になることを願っています」と感謝を伝え、「改めて暴君のシェフとイホンを愛してくださったすべての方々に心より感謝申し上げます。そして、この作品を一緒に作ってくれたすべての俳優、スタッフ、監督、作家、関係者の皆さんにも感謝します。」とコメントを残した。また、当該の投稿には「イ・ホン、ジヨン、幸せになってね」というキャラクターへのメッセージも。「ジヨン、あなたの料理の腕前は誰よりも素晴らしかった。これからは僕が毎日手作りピビンパを作ってしんぜよう」と時代劇の口調でコメントを残し、イ・ホンとしての挨拶も忘れなかった。イ・チェミンは、10月24日と25日のソウル公演を皮切りに「2025 LEE CHAE MIN FANMEETING TOUR『Chaem-into you』」を開催。日本を含むアジア各地のファンと会う予定だ。