9人組ガールズグループNiziUの全国ツアー「NiziU Live With U 2025 “NEW EMOTION : Face to Face”」が開幕。東京都・府中の森芸術劇場 どりーむホールにて、9/6(土)、7(日)の2日間にわたって開催された。同公演はNiziUにとって初のホールツアー。開催発表とともに話題をさらい、受付開始とともにエントリーが殺到。先日の一般発売時には即完売となった。そんな圧倒的なNiziUの人気を証明したツアーがついにスタートした。オープニングムービーを経て、公演が始まるとまず披露されたのは「Blue Moon」。ツアーの最初を飾る楽曲としては意外性に溢れており、会場からも驚きの声が上がる中、その後も彼女たちの高い歌唱力を存分に感じることができるパフォーマンスが続き、ファンを感嘆させた。しっとり聴かせるパートから一変、NiziUの持ち味であるシンクロダンスを存分に見ることができる、激しい楽曲のパフォーマンスも。来場したファンたちも彼女たちのパフォーマンスのふり幅と“新しい感情”を感じることができるステージに酔いしれ、序盤から満足度の高いツアーの幕開けとなった。その他、ホール公演ならではの貴重なステージが繰り広げられ、前述の3rdアルバム「New Emotion」にも収録予定のユニット楽曲も披露。さらには、ファンからの投票によって日替わりで披露されるアコースティックアレンジ楽曲も披露し、本編終盤には9月6日に先行配信リリースされた「What if –Japanese ver.-」を歌唱した。韓国2ndシングルに収録され、日本バージョンのリリースを望まれていたこの曲は、「SUMMER SONIC 2025」や「a-nation 2025」など、大型フェスでもオーディエンスを魅了し、NiziUらしく明るさに溢れ、アッパーでロックテイストなサウンドは公演に訪れたファンのボルテージを最大限に上げ、ホールツアーの初回公演を彩った。アンコールでは、メンバーが客席から登場し歌唱するパフォーマンスも。観客との至近距離でのパフォーマンスはファンを歓喜させ、ホール内には大歓声が響き渡った。ツアータイトル「NEW EMOTION」に相応しく、NiziUの“新たな一面”を垣間見ることができるツアーとなった本公演。“Face to Face”の表す通り、メンバーとファンの距離の近さも魅力的なホールツアーの初回公演に、終始来場のファンからの歓声が鳴りやむことはなかった。初のホールツアー初回公演を大成功のまま終えた彼女たちは、次回の宮城県公演に続き、ラストの日本武道館公演に至るまで、全国21都市23会場32公演を巡る“史上最多公演数”となるツアーを駆け抜ける。2年4ヶ月振りのフルアルバムのリリースも発表され、大きな注目が集まるNiziUの今後の活躍から目が離せない。