IUに対し、根拠のない誹謗中傷と脅迫を続けてきた悪質ネットユーザーA氏が、裁判所から懲役刑の執行猶予判決を言い渡された。昨日(10日)、法曹界によると、ソウル中央地方裁判所刑事21単独のチャン・ソンジン部長判事は、名誉毀損・侮辱・ストーカー処罰法違反の疑いで裁判にかけられたA氏に対し、懲役10ヶ月、執行猶予2年の保護観察を命じた。A氏は昨年5月から7月まで、自身のブログに「IUはスパイだ」「中国人スパイのIU」など虚偽の内容を29回にわたって投稿したことが調査で明らかになった。「私生活が乱れている」「犯罪団体に所属している」「殺人を犯した」など、妄想に近い誹謗中傷も続いた。IUの所属事務所EDAMエンターテインメントが告訴状を提出すると、A氏は会社のメールに「殺す」「もう生きていけない」などの脅迫メッセージを送り、不安を倍増させた。裁判所は「多数が見る空間で繰り返し虚偽の事実を広め、脅迫によって被害者に極度の恐怖を与えた」とし、罪が決して軽くないと判断した。ただし、A氏が高校生時代から精神疾患の診断を受けて治療を受けてきたこと、同種犯罪の前歴が罰金刑1回にとどまっている点が考慮された。しかし、裁判所は被害者との合意が成立していない点を指摘した。検察は、1審の判決が軽いとして控訴している状態だ。IUは今年3月、YouTubeを通じて「無理やり批判しようとするアンチがあまりにも多い。私が韓国人ではないという話まであった」と、荒唐無稽な噂に不快感を示したことがある。・“IUに対する悪質なコメントを投稿”ネットユーザーが再び約30万円の罰金刑に・IU、セクハラ・ディープフェイク・殺害の脅迫も…180人を刑事告訴「中学校の同窓生もいる」